皆さんこんにちは
インナーコンクに穴を開けている人は少なくありませんが、軟骨にラージホールを作るとなると話は別です。
私は現在、左右のインナーコンクに 6g(約4mm) のホールを開けています。普通のピアスと比べるとだいぶ存在感があって、鏡を見ると今でもちょっとテンションが上がります。
ただ先日、さらに 4g(約5mm) を目指してサイズアップを試みたところ……
久しぶりに「うわ、無理だこれ」というレベルの痛みに撃沈しました。
今回は、そんな私の経験をもとに
✅ インナーコンクの拡張がどれくらい痛いのか
✅ 拡張方法の種類
✅ ダーマルパンチ体験談
✅ メリット・デメリット
✅ これから挑戦したい人へのアドバイス
これらを、日記を混ぜながら正直に書いていきます。
■6g → 4gのサイズアップに挑戦してみた結果…
インナーコンクの拡張は、耳たぶとは痛みの次元が違います。
私は普段から痛みに弱いタイプではありますが、軟骨拡張は余りにも痛みが強く、
「耐えられればいけるかも」
と思っていた気持ちは一瞬で砕け散りました。
軟骨がギチギチに抵抗する感覚と、内部から押し広げられるような圧痛。
たった1mmの差なのに、壁が厚すぎた……。
これ以来、コツコツ軟骨を拡張している人を見るたびに
「いや本当にすごいな…強すぎるだろ」
と尊敬の気持ちしかありません。
■インナーコンク拡張の方法は大きく2種類
インナーコンクを含む軟骨部位でラージホールを作る方法は、以下の2つです。
① サイズアップを繰り返して広げる方法
一般的な拡張方法。
耳たぶと同じく少しずつサイズを上げていきます。
ただし…
・軟骨は伸びにくい
・炎症を起こしやすい
・痛みがとにかく強い
という理由から、個人的にはあまりおすすめできません。
“時間と痛みを支払う作業”という言葉がぴったり。
② ダーマルパンチで開ける方法
円状の刃物で軟骨をくり抜く、いわば「手術」のような手法。
・最初から希望サイズで開けられる
・治りが比較的早い
・サイズアップ拡張より痛みが少ない(個人差あり)
私が6gでホールを作ったときも、この方法を選びました。
■私のダーマルパンチ体験談|痛みの感想も正直に書きます
私はスタジオで相談したうえで、
4gで開けて、1ヶ月後に6gへ“縮める” という方法を選びました。
これはプロの施術者さんによると、
「完成サイズよりひとつ大きめで開けて、落ち着いてから縮めたほうが治りが早い」
という理由があるからだそうです。
軟骨は「穴を広げる」のが難しいので、最初に大きめでくり抜くほうが断然安定しやすいとのこと。
●実際の痛みの流れ
体験を思い返しながら書くと、こんな感じでした。
表の皮膚をくり抜く(痛い)
→ じんわり鋭い痛み。麻酔なしだから普通に痛い。
軟骨部分をくり抜く(ほぼ無痛)
→ 刃が「コリッ」と入る感覚だけ。
この時「軟骨って痛覚ないんだ…」と妙に冷静に考えていました(笑)
裏の皮膚をくり抜く(再び痛い)
→ 皮膚部分は痛みがしっかりある。
●術後の経過
・腫れは数日
・痛みは徐々に軽くなる
・大きなトラブルなし
・5ヶ月ほどで安定
個人的には拡張の激痛よりダーマルパンチのほうが圧倒的に楽でした。
■インナーコンク拡張の注意点・デメリット
軟骨のラージホールは可能ですが、リスクもセットです。
① 就職・仕事で不利になる可能性
特に若い人は要注意。
職場によってはピアスNGのところもあるので、隠しにくい軟骨ホールは不利です。
② 耳たぶと違い「閉じにくい」
耳たぶなら整形で綺麗に閉じることができますが、
インナーコンクのような軟骨は綺麗にふさがりづらいそうです。
※将来的に後悔しやすいポイント。
③ 炎症・腫れなどのトラブルが起きやすい
軟骨は硬いので、無理な拡張は特に危険。
痛みをごまかして進めると、確実に悪化します。
■インナーコンク拡張をするなら「必ずスタジオで相談」してください
軟骨の拡張は、自己判断でやるにはリスクが高すぎます。
・穴の位置
・希望サイズ
・耳の形
・軟骨の厚み
・生活環境(仕事・ヘルメットの使用など)
こういった要素によって、
「拡張しても大丈夫か?」
「何gで開けるのが最適か?」
が大きく変わってきます。
信頼できるプロに相談することが絶対条件です。
■私がインナーコンク6gを選んだ理由と今の気持ち
私は「もういい歳のおっさん」なので(笑)、
・遊びとしてやりたいこと
・自分の見た目の好み
・多少のリスクは自分で責任を取れる
という気持ちがあって6gを選びました。
今も全く後悔していませんし、むしろ気に入っています。
ただ、もしこれを読んでいる人が10代・20代だとしたら、
少しだけ未来の自分を想像してみてほしいです。
「仕事の面接を受ける自分」
「職場で耳を見られる自分」
「生活習慣が変わった未来の自分」
そのうえで、“本当に必要か?”を考えるのがいいと思います。
■まとめ|インナーコンク拡張は魅力的だけど慎重に
・痛みに弱い人の拡張はかなり厳しい
・軟骨は伸びないので、サイズアップはリスク大
・ダーマルパンチのほうが治りが早く痛みも少ない
・ただし仕事・将来に影響が出る可能性あり
・閉じにくく、後戻りできないこともある
・挑戦するなら必ず信頼できるスタジオへ
インナーコンクのラージホールは、見た目のインパクトもかっこよく、
私自身も満足していますが、同時に“覚悟”も必要な部位です。
これから挑戦する人は、焦らず冷静に判断して、
自分の生活や将来を考えながら決めてください。
ピアスは一生付き合うもの。
だからこそ、自分のペースで、納得できる選択をしてくださいね。
以下はピアスについてのブログ記事です