50代のゆるい日常と時々風

50代になり人生での気づきや、生き方について綴っています

【初心者でも大丈夫】整備が苦手なライダーへ。私が34年乗って気づいた「無理しないバイクメンテ術」

皆さんこんにちは

 

バイク好きの間では、よくこんな言葉を耳にします。

 


「整備もできないのにバイクに乗るな」

 


正直、この言葉を聞くたびに胸がザワッとします。

私はバイクが大好きですが、整備が好きかと言われたら……うん、まあ、そうでもないんですよね(笑)。やろうと思えば多少はできるし、学生時代は自分でいじることもありましたが、今はプロに任せることのほうが多いです。

 


今回は、整備がめちゃくちゃ得意でもない私が、長年バイクに乗ってきて感じた「最低限の点検の大事さ」「お店に任せるメリット」「整備が苦手な人が持つべきセンス」について書いてみます。

 


日記のような視点と、ちょっとしたハウツーを混ぜているので、気軽に読んでみてください。

 

 

 

■1. 「整備できないなら乗るな」論争について思うこと

 

 

 

ときどきSNSやバイク掲示板で見かけるこのフレーズ。

でも、冷静に考えると「整備」といっても幅は広いものです。

 


・オイル交換

・タイヤ交換

・キャブの分解

・電装トラブルの修理

・エンジンOH

 


これ全部まとめて「整備」です。そりゃ難易度もモチベーションも人によって違うし、「整備できる=偉い」という理屈はないと思うんです。

 


それに、プロの整備士さん達は技術の塊みたいな存在。

私ら素人が勝てるわけないし、そこはもう素直に任せたらいい。

 


だから私の結論はこうです。

 


整備ができなくてもバイクは楽しめる。

無理せず自分のスタイルで乗ればOK。

 

 

 

■2. 初心者でも絶対やったほうがいい「最低限の点検」

 

 

最低限の安全確認さえしていれば、整備が苦手でも問題ありません。

ここでは、私が必ず乗る前にやっている超ライトな点検を書きます。

 

 

 

●ライト・ウインカーの確認

 

 

意外と球切れに気づかない人が多いところ。

夜になってから「あれ?」となったら危険です。

 

 

●ブレーキの効き

 

 

引いたときのタッチがいつもと違えば、すぐに気づけます。

 

 

●ブレーキランプが点くか

 

 

後ろの車に気づいてもらえないと事故のもと。

 


これらはどれも数十秒で終わるチェックなのに、命を守るための大事な儀式みたいなものです。

 

 

 

■3. 私が学生時代にしていた整備(今はほぼ店任せ)

 

 

学生のころ、金がなかった私は自分でいろいろやっていました。

 


・オイル交換

・チェーン清掃&注油

・グリスアップ(リンクサス、ステムベアリング)

・ボアアップ

・キャブ清掃

・ブレーキ調整

・カスタム(ハンドル・マフラー・ライト交換)

・タイヤの空気圧チェック

 


当時は工具を握るのも楽しかったし、分解して元に戻らなくなって焦ったり……良い思い出です(笑)。

 


ただし、ハッキリ言います。

 


整備が好きじゃない人が無理してやる必要はまったくありません。

 


お金が払えるなら、そのお金でプロに任せたほうが確実で安全。

私も今はほとんどショップ頼みです。

 

 

 

■4. 整備が苦手な人ほど大事なのは「違和感に気づく力」

 

 

整備スキルよりも大事なのは「気づく力」です。

 


・ブレーキのタッチが違う

・エンジン音がいつもよりザラザラしている

・振動が増えた気がする

・吹け上がりが鈍い

 


普段からバイクの“調子のいい状態”をなんとなく覚えておくと、異変に気づくのが早くなります。

 


違和感を感じたら、すぐにショップへ持ち込む。

これができるだけでトラブルの8割は防げると思っています。

 

 

 

■5. 洗車はメンテが苦手な人でもできる「最強の点検」

 

 

洗車って、ただ綺麗にするだけの作業だと思われがちですが、実はかなり優秀な点検方法なんです。

 


洗いながら自然といろんな部分を見るので、

 


・オイル漏れ

・ボルトのゆるみ

・配線の劣化

 


こうしたトラブルの予兆に気づけます。

 


月1回くらいの洗車でいいので、

「ついでに観察してみる」

という軽い気持ちでやると良いですよ。

 

 

 

■6. 整備も楽しみ方のひとつ。苦手なら任せていい

 

 

世の中には、整備を楽しむタイプのライダーもいれば、走ることだけが好きなライダーもいます。

 


・自分でいじりたい → 工具をそろえて楽しめばいい

・整備は苦手 → プロに任せればいい

・両方好き → 最高の趣味

 


どれも正解です。

 


他人の価値観に振り回されず、自分が心地よいスタイルで楽しめばいい。それが一番長続きします。

 

 

 

■まとめ:整備できなくてもバイクは楽しめる。無理しないのが正解

 

 

最後にもう一度、この記事のポイントをまとめます。

 


✅ 「整備できないなら乗るな」は極論

✅ 最低限の日常点検は必須(ライト・ブレーキ・ランプ)

✅ 異変に気づける感覚があれば安全

✅ 洗車は整備が苦手な人にこそおすすめ

✅ プロに任せるのは恥でも手抜きでもない

✅ バイクの楽しみ方は人それぞれでOK

 


バイクは「自由を楽しむ乗り物」です。

 


細かいことは気にせず、自分のスタイルで、無理なく、気持ちよく、風を感じて走ればそれで十分。

整備は苦手でもバイクは楽しめます。

 


安心して、あなたのバイクライフを続けてください。

 

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