皆さんこんにちは
バイク好きの間では、よくこんな言葉を耳にします。
「整備もできないのにバイクに乗るな」
正直、この言葉を聞くたびに胸がザワッとします。
私はバイクが大好きですが、整備が好きかと言われたら……うん、まあ、そうでもないんですよね(笑)。やろうと思えば多少はできるし、学生時代は自分でいじることもありましたが、今はプロに任せることのほうが多いです。
今回は、整備がめちゃくちゃ得意でもない私が、長年バイクに乗ってきて感じた「最低限の点検の大事さ」「お店に任せるメリット」「整備が苦手な人が持つべきセンス」について書いてみます。
日記のような視点と、ちょっとしたハウツーを混ぜているので、気軽に読んでみてください。
■1. 「整備できないなら乗るな」論争について思うこと
でも、冷静に考えると「整備」といっても幅は広いものです。
・オイル交換
・タイヤ交換
・キャブの分解
・電装トラブルの修理
・エンジンOH
これ全部まとめて「整備」です。そりゃ難易度もモチベーションも人によって違うし、「整備できる=偉い」という理屈はないと思うんです。
それに、プロの整備士さん達は技術の塊みたいな存在。
私ら素人が勝てるわけないし、そこはもう素直に任せたらいい。
だから私の結論はこうです。
整備ができなくてもバイクは楽しめる。
無理せず自分のスタイルで乗ればOK。
■2. 初心者でも絶対やったほうがいい「最低限の点検」
最低限の安全確認さえしていれば、整備が苦手でも問題ありません。
ここでは、私が必ず乗る前にやっている超ライトな点検を書きます。
●ライト・ウインカーの確認
意外と球切れに気づかない人が多いところ。
夜になってから「あれ?」となったら危険です。
●ブレーキの効き
引いたときのタッチがいつもと違えば、すぐに気づけます。
●ブレーキランプが点くか
後ろの車に気づいてもらえないと事故のもと。
これらはどれも数十秒で終わるチェックなのに、命を守るための大事な儀式みたいなものです。
■3. 私が学生時代にしていた整備(今はほぼ店任せ)
学生のころ、金がなかった私は自分でいろいろやっていました。
・オイル交換
・チェーン清掃&注油
・グリスアップ(リンクサス、ステムベアリング)
・ボアアップ
・キャブ清掃
・ブレーキ調整
・カスタム(ハンドル・マフラー・ライト交換)
・タイヤの空気圧チェック
当時は工具を握るのも楽しかったし、分解して元に戻らなくなって焦ったり……良い思い出です(笑)。
ただし、ハッキリ言います。
整備が好きじゃない人が無理してやる必要はまったくありません。
お金が払えるなら、そのお金でプロに任せたほうが確実で安全。
私も今はほとんどショップ頼みです。
■4. 整備が苦手な人ほど大事なのは「違和感に気づく力」
整備スキルよりも大事なのは「気づく力」です。
・ブレーキのタッチが違う
・エンジン音がいつもよりザラザラしている
・振動が増えた気がする
・吹け上がりが鈍い
普段からバイクの“調子のいい状態”をなんとなく覚えておくと、異変に気づくのが早くなります。
違和感を感じたら、すぐにショップへ持ち込む。
これができるだけでトラブルの8割は防げると思っています。
■5. 洗車はメンテが苦手な人でもできる「最強の点検」
洗車って、ただ綺麗にするだけの作業だと思われがちですが、実はかなり優秀な点検方法なんです。
洗いながら自然といろんな部分を見るので、
・オイル漏れ
・ボルトのゆるみ
・配線の劣化
こうしたトラブルの予兆に気づけます。
月1回くらいの洗車でいいので、
「ついでに観察してみる」
という軽い気持ちでやると良いですよ。
■6. 整備も楽しみ方のひとつ。苦手なら任せていい
世の中には、整備を楽しむタイプのライダーもいれば、走ることだけが好きなライダーもいます。
・自分でいじりたい → 工具をそろえて楽しめばいい
・整備は苦手 → プロに任せればいい
・両方好き → 最高の趣味
どれも正解です。
他人の価値観に振り回されず、自分が心地よいスタイルで楽しめばいい。それが一番長続きします。
■まとめ:整備できなくてもバイクは楽しめる。無理しないのが正解
最後にもう一度、この記事のポイントをまとめます。
✅ 「整備できないなら乗るな」は極論
✅ 最低限の日常点検は必須(ライト・ブレーキ・ランプ)
✅ 異変に気づける感覚があれば安全
✅ 洗車は整備が苦手な人にこそおすすめ
✅ プロに任せるのは恥でも手抜きでもない
✅ バイクの楽しみ方は人それぞれでOK
バイクは「自由を楽しむ乗り物」です。
細かいことは気にせず、自分のスタイルで、無理なく、気持ちよく、風を感じて走ればそれで十分。
整備は苦手でもバイクは楽しめます。
安心して、あなたのバイクライフを続けてください。
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