50代のゆるい日常と時々風

50代になり人生での気づきや、生き方について綴っています

「万年筆の魅力にハマる理由|50歳が勧める初心者でも楽しめる“書く時間の贅沢”とおすすめの始め方」

皆さんこんにちは。

 

最近はスマホやパソコンで文章を書くのが当たり前になりましたが、

“手で文字を書く”という行為に、どこか特別な魅力を感じることはありませんか?

 


今日は、私が万年筆を使い始めたきっかけと、実際に使ってわかったメリット・デメリット、

そして万年筆という趣味の奥深さについてお話ししたいと思います。

 

 

 

■ 万年筆との出会いは義父の形見

 

 

私が万年筆を使い始めたのは、ある一つの出来事がきっかけでした。

それは、妻の父が使っていた一本の万年筆を譲り受けたことです。

 


その万年筆は モンブランのマイスターシュテュック146。

重厚感があり、黒いボディと金色のアクセントが美しく、手に持った瞬間に「ただの筆記具ではない」と感じました。

 


「せっかくもらったのだから、使わないともったいないな」と思い、

試しに日記を書き始めたのが、私の“万年筆との暮らし”の始まりです。

 

 

 

■ 万年筆を使ってわかった4つの魅力(メリット)

 

 

最初は正直、「ボールペンと何が違うんだろう?」という程度でした。

でも使い続けるうちに、万年筆ならではの良さがじわじわとわかってきたんです。

 

 

① 書き心地が圧倒的に滑らか

 

ボールペンのように強く押しつける必要がなく、軽い力でスルスルと書けます。

ペン先が紙の上をすべるように動く感覚は、一度味わうとやみつきになります。

 

 

② インクの濃淡が美しい

 

インクの出方によって自然な濃淡が生まれ、文字に表情がつきます。

まるで筆で書いたような味わいがあり、手書きの温かみを感じられます。

 

 

③ 長時間書いても疲れない

 

筆圧がいらないため、手や指への負担が少なく、長時間の筆記にも向いています。

私も日記を1ページ書いても疲れなくなりました。

 

 

④ 自分だけの一本に育つ

 

使い続けるうちに、ペン先が自分の書き癖に馴染んでいきます。

いわば“自分専用の道具”になっていく感覚があり、愛着がどんどん深まります。

 

 

 

■ 万年筆の弱点(デメリット)も理解しておこう

 

 

もちろん、良いことばかりではありません。

使っているうちに見えてきた欠点もあります。

 

 

① 価格が高い

 

ブランド物だと数万円〜十数万円するものもあります。

ただし、最近は1,000円台からでも良質な万年筆があるので、最初はそこから試すのがおすすめです。

 

 

② 速記には向いていない

 

ゆっくり丁寧に書くことを前提とした構造なので、メモ書きのようなスピードには向きません。

ただその分、書く時間そのものを楽しめます。

 

 

③ 手入れが必要

 

定期的に洗浄してインクを入れ替えたり、持ち運びの際にはインク漏れに注意が必要です。

少し手がかかる分だけ、愛情を注げるとも言えます。

 

 

 

■ 気づけば“万年筆沼”に…!?

 

 

最初は1本だけのつもりだったんです。

しかし、使っているうちに「もっと細い字を書いてみたい」「もう少し太いペン先も欲しい」と欲が出てきました。

 


気づけば、今では4本の万年筆を使い分けています。

 


万年筆にはペン先の太さ(ニブサイズ)が細かく分かれていて、

FF(極細)・MF(中細)・M(中字)・B(太字)・BB(極太)などがあります。

 


私が最初に手にしたモンブランはB(太字)でした。

そこからFF→MF→Mと買い足していくうちに、見事に“万年筆沼”にハマってしまいました。

 

 

 

■ さらに深い世界、万年筆の魅力

 

 

ペン先の太さだけでなく、

本体のサイズ、重さ、材質、インクの種類でも書き心地が変わります。

 


例えば、同じ中字(M)でも、

本体が軽いものと重いものでは手の動かし方が違いますし、

インクの種類で発色や乾き具合がまったく異なります。

 


さらに、デザイン面でも個性豊か。

クラシックな木軸、透明なデモンストレータータイプ、金属製で工芸品のようなものまで、見ているだけで楽しくなります。

 


「書く道具」から「眺めて愛でる趣味」へ——

これが万年筆沼の恐ろしさであり、同時に最大の魅力です。

 

 

 

■ 万年筆を始めるなら、最初の1本は“気軽に”

 

 

もし「ちょっと気になるな」と思った方は、まずは手頃な1本から始めてみてください。

 


例えば、

 


プラチナ「プレピー」:1,000円前後で買える入門モデル
パイロット「カクノ」:可愛らしいデザインで初心者にも人気
ラミー「サファリ」:シンプルで書き心地がよく、愛用者多数

 


このあたりから試してみると、“万年筆の感覚”を十分に味わえます。

 

 

 

■ “書く”という時間を取り戻す贅沢

 

 

スマホやPCで何でも済ませられる今、

あえて「手で文字を書く」という時間は、とても贅沢だと思います。

 


インクの色や筆跡を眺めながら日記を書く時間は、

まるで自分と対話しているような静けさがあります。

 


私が今も毎日、万年筆で日記を書き続けているのは、

「書く時間が心を整えてくれる」からです。

 

 

 

■ まとめ:「手で書くこと」を楽しもう

 

 

万年筆は単なる筆記具ではなく、

“書くことを楽しむための道具”です。

 


・書き心地を味わいたい
・日記や手紙を丁寧に書きたい
・自分だけの一本を育てたい

 


そんな方にとって、万年筆は最高の相棒になります。

 


最初の1本が、あなたにとっての特別な時間の始まりになるかもしれません。

ぜひ気軽に手に取って、“書くことの喜び”を味わってみてください。

 

 


スマホの時代だからこそ、手で書く時間を。」

その時間が、きっとあなたの毎日を少し豊かにしてくれるはずです。

 

以下自分が好きなことについて書いたブログです

 

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