50代のゆるい日常と時々風

50代になり人生での気づきや、生き方について綴っています

【カメラ沼の恐ろしさと魅力】趣味にハマる人ほど人生が豊かになる理由|50歳の沼との上手な付き合い方

皆さんこんにちは。

 

 

今日は「カメラを始めようと思って、調べてみたら沼の深さに震えた話」をしたいと思います。

 


私は犬やバイク、自転車の写真をきれいに撮りたくて、

「そろそろちゃんとしたカメラを買おうかな」と軽い気持ちで調べ始めたんです。

 


しかし、数分後には悟りました。

――これは危険な世界だ、と。

 


ネットで“カメラ沼”という言葉を見て、恐る恐るその世界を覗いた瞬間、

私は思いました。

スマホでいいや」と。

 

 

 

■ カメラ沼の第一歩「ボディ沼」――理想を追うほど底なしに

 

 

まず最初に知ったのが「ボディ沼」。

つまり、カメラ本体(ボディ)を次々と買い替えてしまう人たちの世界です。

 


「このカメラは静止画に強いけど、動画はイマイチ」
「新しいモデルが出た? 試さずにはいられない!」
「結局、ライカが最高なんだよね」

 


…などなど。

 


理想の一台を探すうちに、いつの間にか2台、3台と増えていく。

そして最後は「フラッグシップモデルが欲しい」となる――。

 


そう、これはもう“底なしの第一歩”。

まさにボディ沼です。

 

 

 

レンズ沼――表現欲が止まらない“魔界”

 

 

次に私が震えたのが「レンズ沼」。

これはもう芸術と欲望の狭間。

 


明るいレンズでボケ感を出したい
望遠で遠くの犬をきれいに撮りたい
単焦点で世界観を切り取りたい

 


…気づけばレンズが増えていく。

 


しかも、中古市場が活発だから「1本くらいなら安いし」と思って買ってしまう。

そして次の日にはまた別のレンズを探している。

 


一度足を踏み入れたら、もう抜け出せません。

この“レンズ沼”こそ、カメラ趣味の真の恐ろしさ。

 

 

 

■ 三脚沼――腰まで沈んだらもう戻れない

 

 

「三脚なんて1本あれば十分でしょ?」

 


私はそう思っていました。

でも、カメラ沼の住人たちは違います。

 


屋外用の頑丈な三脚
室内撮影用の軽量モデル
旅行用のコンパクトタイプ

 


…と、用途に合わせてどんどん増えていくようです。

 


「三脚を集めるための三脚が必要になる」とまで言われる世界。

恐ろしいけど、なんだか愛おしい。

 

 

 

■ 沼の世界を知って思ったこと:「熱中できる人は美しい」

 

 

正直、私はこのカメラ沼を知って心から思いました。

「沼にハマってる人って、最高にカッコいいな」と。

 


確かにお金はかかるし、理解されにくい部分もあります。

でも、そこまで夢中になれるものがあるって、すごいことじゃないですか?

 


何かを本気で好きになれる人って、やっぱりエネルギーが違います。

趣味に全力で向き合う人を見ると、こっちまでパワーをもらえる。

 


私は趣味の種類こそ違いますが、沼にハマっている人を「同志」だと思っています。

 

 

 

■ 【ハウツー】沼と上手く付き合う3つのコツ

 

 

とはいえ、どんな沼でも「生活を壊さないこと」が前提です。

そこで、趣味の沼と健全に付き合うためのコツを3つ挙げます。

 

 

① 沼の予算を決める

 

カメラに限らず、バイクでも釣りでも、先に“上限”を決めることが大切。

「今月はこの金額まで」「年間でこれ以上は買わない」など、

ルールを作っておくと暴走を防げます。

 

 

② 沼を共有する仲間を作る

 

同じ趣味の仲間がいると、情報交換もできるし、

「それは本当に必要?」とブレーキをかけてくれることもあります。

逆に、共通の熱量を語り合えるのも楽しいですよね。

 

 

③ 沼を“自己表現の場”にする

 

沼は“浪費”ではなく、“創造”に変えられます。

写真を撮る、SNSで発信する、ブログにまとめる――。

自分の表現として昇華できれば、それは立派な人生の財産です。

 

 

 

■ 「ハマる」ということは、人生を味わうこと

 

 

人は誰しも、何かしらの“沼”に出会うチャンスがあります。

それがカメラでも、バイクでも、音楽でも構いません。

 


本気でハマれる趣味があるというのは、

それだけで人生が何倍も豊かになると思うんです。

 


もちろん、生活を壊してしまうほどの“どっぷり沼”はおすすめできませんが、

心を燃やせる対象があるのは、本当に幸せなこと。

 

 

 

■ まとめ:私の沼はバイク沼、あなたの沼は?

 

 

私は結局カメラ沼には足を踏み入れませんでしたが、

その代わりに二輪沼にどっぷりです。

 


160ccのスクーターに大型バイク3台、自転車4台

気づけばこちらも底なしでした(笑)

 


でも後悔はまったくありません。

だって、どの瞬間も楽しいから。

 


人生で一度くらい、何かの沼にハマってみるのも悪くありません。

ただし――

「生活が破綻するのはダメ、絶対。」

 


さあ、あなたの沼は何ですか?

私は今日も、バイク沼で待っています。

 

 


この記事のまとめ

 


・カメラ沼には「ボディ沼」「レンズ沼」「三脚沼」がある
・趣味の沼にハマる人は、熱量が高くて魅力的
・予算・仲間・目的を持てば、沼は人生を豊かにする
・沼は浪費ではなく「表現」として楽しもう

 

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