皆さんこんにちは。
今日は「カメラを始めようと思って、調べてみたら沼の深さに震えた話」をしたいと思います。
私は犬やバイク、自転車の写真をきれいに撮りたくて、
「そろそろちゃんとしたカメラを買おうかな」と軽い気持ちで調べ始めたんです。
しかし、数分後には悟りました。
――これは危険な世界だ、と。
ネットで“カメラ沼”という言葉を見て、恐る恐るその世界を覗いた瞬間、
私は思いました。
「スマホでいいや」と。
■ カメラ沼の第一歩「ボディ沼」――理想を追うほど底なしに
まず最初に知ったのが「ボディ沼」。
つまり、カメラ本体(ボディ)を次々と買い替えてしまう人たちの世界です。
「このカメラは静止画に強いけど、動画はイマイチ」
「新しいモデルが出た? 試さずにはいられない!」
「結局、ライカが最高なんだよね」
…などなど。
理想の一台を探すうちに、いつの間にか2台、3台と増えていく。
そして最後は「フラッグシップモデルが欲しい」となる――。
そう、これはもう“底なしの第一歩”。
まさにボディ沼です。
■ レンズ沼――表現欲が止まらない“魔界”
次に私が震えたのが「レンズ沼」。
これはもう芸術と欲望の狭間。
明るいレンズでボケ感を出したい
望遠で遠くの犬をきれいに撮りたい
単焦点で世界観を切り取りたい
…気づけばレンズが増えていく。
しかも、中古市場が活発だから「1本くらいなら安いし」と思って買ってしまう。
そして次の日にはまた別のレンズを探している。
一度足を踏み入れたら、もう抜け出せません。
この“レンズ沼”こそ、カメラ趣味の真の恐ろしさ。
■ 三脚沼――腰まで沈んだらもう戻れない
「三脚なんて1本あれば十分でしょ?」
私はそう思っていました。
でも、カメラ沼の住人たちは違います。
屋外用の頑丈な三脚
室内撮影用の軽量モデル
旅行用のコンパクトタイプ
…と、用途に合わせてどんどん増えていくようです。
「三脚を集めるための三脚が必要になる」とまで言われる世界。
恐ろしいけど、なんだか愛おしい。
■ 沼の世界を知って思ったこと:「熱中できる人は美しい」
正直、私はこのカメラ沼を知って心から思いました。
「沼にハマってる人って、最高にカッコいいな」と。
確かにお金はかかるし、理解されにくい部分もあります。
でも、そこまで夢中になれるものがあるって、すごいことじゃないですか?
何かを本気で好きになれる人って、やっぱりエネルギーが違います。
趣味に全力で向き合う人を見ると、こっちまでパワーをもらえる。
私は趣味の種類こそ違いますが、沼にハマっている人を「同志」だと思っています。
■ 【ハウツー】沼と上手く付き合う3つのコツ
とはいえ、どんな沼でも「生活を壊さないこと」が前提です。
そこで、趣味の沼と健全に付き合うためのコツを3つ挙げます。
① 沼の予算を決める
カメラに限らず、バイクでも釣りでも、先に“上限”を決めることが大切。
「今月はこの金額まで」「年間でこれ以上は買わない」など、
ルールを作っておくと暴走を防げます。
② 沼を共有する仲間を作る
同じ趣味の仲間がいると、情報交換もできるし、
「それは本当に必要?」とブレーキをかけてくれることもあります。
逆に、共通の熱量を語り合えるのも楽しいですよね。
③ 沼を“自己表現の場”にする
沼は“浪費”ではなく、“創造”に変えられます。
写真を撮る、SNSで発信する、ブログにまとめる――。
自分の表現として昇華できれば、それは立派な人生の財産です。
■ 「ハマる」ということは、人生を味わうこと
人は誰しも、何かしらの“沼”に出会うチャンスがあります。
それがカメラでも、バイクでも、音楽でも構いません。
本気でハマれる趣味があるというのは、
それだけで人生が何倍も豊かになると思うんです。
もちろん、生活を壊してしまうほどの“どっぷり沼”はおすすめできませんが、
心を燃やせる対象があるのは、本当に幸せなこと。
■ まとめ:私の沼はバイク沼、あなたの沼は?
私は結局カメラ沼には足を踏み入れませんでしたが、
その代わりに二輪沼にどっぷりです。
160ccのスクーターに大型バイク3台、自転車4台
気づけばこちらも底なしでした(笑)
でも後悔はまったくありません。
だって、どの瞬間も楽しいから。
人生で一度くらい、何かの沼にハマってみるのも悪くありません。
ただし――
「生活が破綻するのはダメ、絶対。」
さあ、あなたの沼は何ですか?
私は今日も、バイク沼で待っています。
この記事のまとめ
・カメラ沼には「ボディ沼」「レンズ沼」「三脚沼」がある
・趣味の沼にハマる人は、熱量が高くて魅力的
・予算・仲間・目的を持てば、沼は人生を豊かにする
・沼は浪費ではなく「表現」として楽しもう
以下趣味について書いたブログです