皆さんこんにちは。
今日は、実際に私が経験した「尿路結石」についてお話しします。
この病気、名前だけは聞いたことがある人も多いと思いますが、実際に体験すると本当に地獄のような痛みです。
今回は、私の体験談をもとに「尿路結石とは何か」「痛みの正体」「予防法」について書いていこうと思います。
◯尿路結石とは?原因と仕組みを簡単に解説
尿路結石とは、腎臓や尿管など、尿の通り道に“石のような塊(結石)”ができてしまう病気です。
この石は、尿の中のカルシウム・尿酸・シュウ酸などの成分が濃くなり、結晶化することで発生します。
原因は人によってさまざまですが、
・水分不足
・食生活の乱れ(動物性たんぱく質・塩分・シュウ酸の摂りすぎ)
・ストレスや生活リズムの乱れ
などが大きく関係していると言われています。
私のように自転車やジョギングなどで汗をかくのに水分をあまり摂らないタイプは、まさに“結石予備軍”です。
◯発症の瞬間──あの日、地獄のような痛みが始まった
それは何の変哲もない日曜日の夕方。
いつものようにソファに寝転び、テレビを見ていたときのことでした。
最初は「なんかお腹が重いな」程度。
でも、数分も経たないうちに左下腹部がズシンと痛み出し、どんどん激しくなっていきました。
「これはただの腹痛じゃない」
そう感じた私は、妻に頼んで病院へ向かうことに。
車に乗り込んだ瞬間、痛みが爆発しました。
内臓を誰かに握りつぶされているような感覚。
汗が吹き出し、息もまともにできません。
「もうダメだ…」
そう思って車を止め、救急車を呼んでもらいました。
◯世界三大激痛に数えられる理由
救急車の中でも、痛みは引きませんでした。
「尿路結石の痛みは、群発頭痛・心筋梗塞と並ぶ“世界三大激痛”のひとつ」と聞いてはいましたが、
正直、想像をはるかに超えていました。
激痛の原因は、石が尿管に詰まり、尿の流れをせき止めてしまうこと。
その圧力が腎臓を逆流し、激しい痛みを引き起こすのです。
私の場合もCT検査の結果、「腎臓から出た石が尿管に引っかかっている」と診断されました。
◯処置とその後──“時限爆弾”を抱えた生活へ
病院では、痛み止めの点滴を受け、しばらくして少しずつ落ち着きました。
翌日、泌尿器科で改めて検査すると、腎臓の中にまだ小さな結石がいくつもあるとのこと。
医師からは、
「また尿管に下りてくる可能性がありますね。とにかく水をたくさん飲んでください。」
とアドバイスを受けました。
まるで“時限爆弾”を抱えているような気分です。
またあの痛みが来るかもしれないと思うと、正直怖いです。
◯尿路結石を防ぐには?効果的な予防法5選
私のようにならないためにも、ここで予防法をまとめておきます。
・1日2リットル以上の水分を摂る
尿をしっかり出すことで、石の材料となる成分を排出できます。
特に夏や運動時は、意識的に水分補給を。
・シュウ酸を摂りすぎない
ほうれん草・チョコレート・ナッツ類などは控えめに。
食べるときはカルシウム(牛乳やチーズなど)と一緒に摂ると良いです。
・バランスの良い食事を意識する
肉類・塩分・糖分を摂りすぎると、尿の酸性度が高まり結石ができやすくなります。
・夕食は寝る4時間前までに
夜遅くの食事は尿の濃度を高め、石を作りやすくします。
・アルコール・コーヒーの摂りすぎに注意
利尿作用が強い分、体が脱水気味になることもあります。
飲むなら水もセットで。
◯体験してわかった「痛みの恐ろしさ」と「健康管理の大切さ」
今回、初めて痛みで救急車を呼びました。
本当に、「このまま意識が飛ぶんじゃないか」と思うほどの痛みでした。
でも同時に、
「毎日の生活習慣って本当に大事なんだな」と実感しました。
水分を摂らなかったり、偏った食事を続けていると、
知らず知らずのうちに“石を育てている”ようなものです。
◯まとめ:尿路結石は他人事ではない
尿路結石は誰にでも起こりうる病気です。
特に男性、40〜50代、デスクワーク中心の人、汗をかきやすい夏場などは要注意です。
私自身、またいつ再発するかわかりません。
でも、今は「水を意識的に飲む」「食生活を整える」「体のサインを無視しない」ことを心がけています。
あの地獄のような痛みを二度と味わわないために——。
この記事が、少しでも誰かの予防のきっかけになれば嬉しいです。
皆さんもぜひ、水を飲む習慣を今日から始めてください。
本当にそれだけで、未来の“地獄の痛み”を避けられるかもしれません。
以下はストレスをためない生き方について書いたブログです。