50代のゆるい日常と時々風

50代になり人生での気づきや、生き方について綴っています

【50歳が筋トレをやめたら人生が軽くなった】4年間続けて気づいた「続けること」と「やめる勇気」の大切さ

皆さんこんにちは。

 

今日は、4年間続けた筋トレをやめて感じたことを、日記とハウツーの形でまとめてみたいと思います。


筋トレは私にとって単なる趣味ではなく、生活の一部になっていました。

でも、今年の1月にふと「このままではダメだ」と感じ、思い切ってジム通いをやめました。

いまは不思議とスッキリしています。

続けることが正義だと思っていた私にとって、それは小さな決断でしたが、結果的に自分を見つめ直すきっかけになりました。

 

 

■筋トレを始めたきっかけ:悔しさが原動力だった

 

私が筋トレを始めたのは4年前。

会社に契約社員として来ていた女性・Fさんがボルダリングをしており、「懸垂10回できる」と話していたのがきっかけでした。


そのときの私は、懸垂が数回しかできず、正直ショックでした。

「絶対にFさんより懸垂ができるようになってやる」

そんな小さな悔しさが、筋トレを始める原動力になったのです。

 

 

■最初の1年間:家トレで基礎を作る

 

最初からジムに行くか迷いましたが、「続かないかもしれない」と思い、まずは自宅でのトレーニングから始めました。


購入したのは、懸垂マシン・可変式ダンベル・トレーニングベンチの3つ。

レーニングは週3回(月・水・金)で、以下のメニューを10回×3セットずつ行っていました。

懸垂
ダンベルプレス
ショルダープレス
ワンハンドローイング
サイドレイズ
スクワット


最初はフォームも分からず、筋肉痛で動けない日もありましたが、1年続けるうちに懸垂は30回できるようになりました。

家トレだけで、当初の目標だった「懸垂10回を超える」を大きく上回る結果を出せたのです。

 

 

■ジムに通った3年間:ベンチプレス100kgへの挑戦

 

自宅トレーニングで手応えを感じた私は、次のステップとしてジムに入会しました。

新たな目標は「ベンチプレス100kgを挙げる」こと。


最初の1年はマシントレーニング中心、2年目以降はフリーウェイトに切り替えました。

成果の記録を振り返ると、以下の通りです。


2022年1月:チェストプレス 30kg×10回
2023年1月:ベンチプレス 70kg×10回
2024年1月:ベンチプレス 80kg×10回
2024年12月:ベンチプレス 100kg×1回


3年かけてようやく目標を達成。

100kgのバーを持ち上げた瞬間、体だけでなく心も震えました。

「努力は裏切らない」という言葉を、この時ほど実感したことはありませんでした。

 

 

■筋トレをやめた理由:努力が義務になった瞬間

 

しかし、ベンチプレス100kgを達成した頃から、少しずつ違和感が生まれました。

「今日ジムに行けなかった…」

そんな日があると、強い罪悪感に襲われるようになったのです。


最初は「自分を律する良い習慣だ」と思っていました。

でも、だんだんと「行かないと自分を責める」「休むことが怖い」と感じるようになり、楽しさよりも義務感が勝っていました。


努力が“喜び”ではなく“ノルマ”になった瞬間、筋トレは私にとって苦しいものに変わってしまいました。

その時、「これは違うな」と思い、今年の1月に一旦やめる決断をしました。

 

 

■10か月後の今:体は凄く小さくなったけど、心は軽い

 

筋トレをやめてから10か月。

体は以前よりびっくりするくらい細くなりましたが、今はまったく後悔していません。


「今日行けなかった」と落ち込むこともなくなり、

「やりたいことを自分のペースでできる」ことの自由さを実感しています。


筋トレを辞めることで、初めて「筋トレに支配されていた自分」に気づきました。

今では散歩や軽いストレッチを楽しみながら、体を動かすことそのものを味わっています。

 

 

■筋トレを「続ける人」と「やめる人」へ伝えたい3つのこと

 

筋トレを4年間続け、そしてやめた経験から、今だからこそ伝えたいことがあります。


① やめてもいい。戻りたくなったら、また始めればいい。

努力は継続しなくても消えません。体は一度作れば、再開すればすぐ戻ります。


② 「義務感」より「楽しさ」を優先すること。

罪悪感を抱えながら続けても、それは本当の意味での健康ではありません。


③ 体だけでなく、心の健康も同じくらい大切にする。

筋トレはメンタルにも影響します。

「今日はやりたくないな」と思った日は、心が休みを求めているサインです。

 

 

■まとめ:やめることも“前進”のひとつ

 

筋トレをやめたからといって、努力が無駄になるわけではありません。

むしろ、頑張り続けたからこそ、やめる勇気を持てたのだと思います。


大切なのは「どれだけやったか」ではなく、「自分を大切にできているか」。

筋トレも、人生も、自分のペースでいい。


私はまたいつか、「やりたい」と思ったときに再開するつもりです。

その時は、今度こそ“楽しむための筋トレ”にしたい。

 

以下は続けることや、やめることを書いた記事です

 

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